みんなと同じで良いという人の心理

たとえば、グループで同じお店に入ったとき、
「何にする?」と聞くと、「みんなと同じで良い。」
という人がいます。

 

また、話し合いをしていて、「何か意見はありますか?」
と聞くと、「皆さんと同じです。」という人がいます。

 

このような人たちに対して、「本当にみんなと同じなのだろうか?
自分の意見はないのだろうか?」と疑問に思うこともあるでしょう。

 

このような人たちは、子どもの頃から、
「人と同じであることは善、人と違うことは悪」という価値観が
すりこまれていると思われます。

 

集団の中で目立つことは、決して良い事ではなく、
「みんなと同じように行動をしていれば何とかなる社会」
ということを、幼児教育、児童教育で学んでしまうと、
当たり障りなく生きる術が身についてしまいます。

 

周囲にあわせることは不要なことではありませんが、
自分から行動することができず、
誰かが口火を切ってくれるのを待つようになってしまいます。

 

このような生き方は、用心深く、賢いやり方であるといえるかもしれませんが、
主体性のない、つまらない人と思われがちです。

 

そして、自分の意見がない、みんなと同じでよいと言ったはずなのに、
後になって、「こっちのほうが本当は良かった。」などと愚痴をもらすので、
周囲の人はうんざりしてしまいます。

 

プラス思考で見てみれば、協調性があり、周りの人との輪を大切にすると言う見方ができます。

 

しかし、あくまで判断の基準は、自分ではなく、
他者に求め、他人の規則や期待に従うので、
後になってから逆恨みをする場合があります。